公式資料をもとに整理
電気使用安全月間とは|8月の取組と電気工事業者が確認できること
電気使用安全月間は、感電による死傷事故が最も多い8月に、関係団体が電気の安全運動を集中して行う期間です。昭和56年に当時の通商産業省の主唱で定められました。経済産業省の取組と、電気工事の業界団体が行う活動を整理します。
公開日: 2026-10-30 / 最終更新: 2026-10-30 / 診断ルールの確認日: 2026-07-26
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電気使用安全月間とは
経済産業省電力安全課の案内「電気使用安全月間(8月)について」(令和8年7月)によると、電気使用安全月間は、昭和56年に通商産業省(当時)の主唱で、感電死傷事故の発生が最も多い8月に定めた期間です。関係各団体が自主的に行っている安全運動を集中的に展開し、電気使用の安全に関する知識と理解を広く国民に深めて、電気事故の防止に役立てることを目的としています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 時期 | 毎年8月 |
| 始まり | 昭和56年。通商産業省(当時)の主唱 |
| 8月とした理由 | 感電死傷事故の発生が最も多い月であるため |
| 担い手 | 関係各団体が自主的に実施。経済産業省は表彰や講習会の後援などで関わる |
出典:経済産業省「電気使用安全月間(8月)について」(令和8年7月)
経済産業省の取組
同じ案内には、経済産業省の取組として次の3つが挙げられています。
| 取組 | 内容 | 時期 |
|---|---|---|
| 電気保安功労者経済産業大臣表彰 | 工場、営業所、個人、団体の4部門で、電気保安の確保に特に顕著な功績・功労があった者を表彰 | 毎年度8月に表彰式 |
| 電気保安功労者産業保安監督部長表彰 | 同じく4部門で、顕著な功績・功労があった者を各産業保安監督部が表彰 | 7月から11月にかけて各監督部で実施 |
| 産業保安監督部による普及・啓発 | 関係団体と共催する講習会、団体の講習会への後援、講演 | 案内に時期の記載なし |
電気工事の業界団体などの取組
案内には、関係団体の近年の取組事例も載っています。電気工事に関わる団体のうち、電気工事業者に身近なのは全日本電気工事業工業組合連合会(全日電工連)と日本電設工業協会の活動です。
| 団体 | 取組の例 |
|---|---|
| 全日本電気工事業工業組合連合会 | ポスター・リーフレットの配布、各地の電気設備相談所の開設、感震装置・避雷器の取付推進、各地の工業組合のキャラバン隊による地域巡回、小中学生向けの電気工作教室 |
| 日本電設工業協会 | ポスター等による周知、メルマガでの月間の周知、会員企業への感電事故防止・設備の重点点検の注意喚起 |
| 日本電気協会 | 月間ポスター・パンフレットの作成と配布、講演会・講習会、学校等の電気設備の点検・指導、電気保安功労者の表彰 |
| 電気保安協会全国連絡会 | ポスター・チラシの配布、電気設備の特別点検、講習会・講演会 |
| 全国電気管理技術者協会連合会 | ポスターや波及事故防止のパンフレットの配布、自家用電気工作物の設置場所を訪問する感電事故防止の特別点検、講習会 |
これらは各団体が自主的に行う活動で、法令上の義務ではありません。実施の内容や会場は年度と地域で変わるため、参加や相談は各団体・各地の組合に確認してください。
電気工事業者が月間に合わせて確認できること
月間そのものに、電気工事業者へ課される届出や義務はありません。ただし、感電事故の防止は電気工事業の日常の義務と地続きなので、8月を節目に次のガイドの内容を点検に使えます。
- 停電作業・活線作業・活線近接作業の措置と作業指揮者の選任は停電・活線作業の安全措置のガイド
- 感電などの事故が起きたときの報告の要否は電気事故の報告のガイド
- 夏の現場の体調管理は熱中症対策のガイド
公式窓口で確認する事項
本記事は一般的な制度整理であり、個別案件の法的判定、電気工事の施工・設計、申請書類の作成や提出代行を行うものではありません。月間の年度ごとの取組や表彰の募集は、経済産業省の産業保安・安全グループ電力安全課、または所轄の産業保安監督部、各団体の案内で確認してください。
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